ホームヘルパー講座の選び方
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ホームヘルパー(訪問介護員)資格体系をみればわかるとおり、いきなり1級から挑戦というのは無理です。
- ホームヘルパーの資格取得ステップ
3級講座あるいは2級講座からということになりますが、この選択を考える場合、2級取得者が圧倒的に多いという現実があります。
なぜならば、就業の際に「ホームヘルパー2級取得者」が要件となっている場合が圧倒的に多いということです。
つまり、「3級取得では仕事はありませんよ」という事実があります。
もっともこの資格がなくてもヘルプサービスはしようと思えばできるわけですが、採用する側としては、やはり知識と技能を備えた人材を確保しようと考えるのが一般的です。
また、介護保険を利用したサービスを提供する場合、ヘルパーには資格取得者であることとの前提があることも要因として考えられます。
この場合、3級と2級では支払われる報酬額に差がでてきますので、事業者にとっては、同じサービスをするなら報酬額の高い2級取得者が従事する方が良いわけです。
このことから事業者としても2級取得者を採用したいということになるのでしょう。以上のことから、研修を実施する機関もその多くが2級以上のカリキュラムを設定しています。
これからホームヘルパーの資格を取得しようとお考えの方は、まずは2級取得を目指すことを考えたほうがいいと言えます。
- 講座選び方
ホームヘルパー(訪問介護員)の資格取得には「試験」はありません。ホームヘルパーは、正式な国家資格ではありません。
法律に規定されているものでもなく、厳密に言えば、ホームヘルプサービスは誰でもできるわけです。
しかし、現実にはそれ相応の知識と技能が要求されるわけで、この資格を持っている人は、介護に関する知識や技能が備わっていますよ、とそのスキルレベルを認定するという意味で、認定資格になっています。
試験はありませんが、知識や技能を修得させるための講座を受講するということになります。
そして所定の時間を終了すれば、自動的に認定されるということになります。したがって、基本的に修了できないというのはないと考えて良いでしょう。
ホームヘルパーの資格を取得しようと決めたら、次のようなステップをふみます。
@ 受講機関の情報を収集する
A 比較検討をする
B 講座受講申込みをする- 情報を収集する
まずは受講機関の情報収集から整理してみましょう。
研修を実施する機関には大きく分けて、公的機関が実施するものと民間事業所が実施するものの2通りがあります。
前者の代表的なものに、自治体(市区町村)、社会福祉法人、生協、農協などがあります。後者には、民間の介護サービス事業者、専門学校などがあります。
- 比較検討する
次は、収集した情報をもとに比較検討します。講座内容の比較検討のみならず、取得後の働き方も考慮して決めるのが良いでしょう。研修内容は次の点に注意して検討しましょう。
@ 場所
A 日程
H 金額@の場所についてですが、やはり自宅から近いところが良いでしょう。現在、働いている方は通勤途上にあるところも候補になります。勉強のために、通学時間とコストは最大限少なくしたいものです。
Aの日程については、平日昼間、平日夜間、土日に大きく分かれます。ご自身がどの程度、時間をさくことができるのか、にかかっています。この点において、公的機関は平日昼間のみという特徴があります。
それもスケジュールが決まっており、数も少ないという状況です。一方、民間では大手になると平日昼間コース、平日夜間コース、土日コースと選択肢が広がっており、スケジュールも多くのパターンがあります。
選択肢が多いという点では、民間事業者の方が良いように思います。
Bの金額については、圧倒的に公的機関が安くなります。せいぜい1万円から2万円くらいの範囲内です。一方、民間事業者では8万円から10万円といったところです。
注意する点としては、公的機関では制限があるということです。たとえば、市内在住あるいは勤務者でないと受講できない、などです。
また、教材面や研修の質という点では、どこも基本的に同じと考えて良いでしょう。
- 講座の選び方 まとめ
これらのことを考えると、
@ まずは、自分が通える近場を選ぶこと
A 金額を重視するなら公的機関へ。ただし、平日昼間がしっかり確保され、変更ができないことに耐えられること
B 金額よりも時間を重視するなら民間事業者を選択
C 金額について割引制度等を積極的に活用する以上のように考えると良いでしょう。